スマートキー・イモビライザーキーをうっかり洗濯してしまった。身に覚えのある方は多いと思いますが「キーを乾かしたら使えるようになった」と、ほっとしてそのまま使用し続けていませんでしょうか?これ実は危険なパターンですので放って置いてはいけません。水没した自動車のスマートキー・イモビライザーキーはある日突然故障します。
スマートキー・イモビライザーキーの故障原因として最も多いのが水没です。基本的に電子キーには生活防水程度の防水力はあるのですが、洗濯機で回してしまうなど内部に水が染みこんでしまった場合は、次第にサビなどで腐食して基盤がショートし使用できなくなるというパターンが多くあります。この「最初は使えていていずれ使えなくなる」という時差が厄介で、水没後そのまま使用し続けていざというときに故障して大きなトラブルになるというパターンが多いのです。このため、身に覚えのある方は予めスペアキーを作成しておく、思い切って基盤交換の修理に出すなど何らかの対応をしておいたほうが良いのです。同様にプラスチックカバーやボタンの破損が原因で、通常使用中に水が入ってしまい内部が腐食したり故障することもありますので、カバーやボタンの不具合もそのまま使用できるからといって放置しないほうが良いことは言うまでもありません。また水没以外にも落下などキーへの強い衝撃による内部部品の破損も多く発生します。
ディーラーさんにスマートキー・イモビライザーキーの故障について相談する場合、基本的に新品への交換を提案してくることが多いと思います。結果として驚くほど高い費用を伝えられてそのままにしてしまうという方が多いのではないでしょうか?実際には落下故障も含めどれも部品交換や内部基盤の交換で修復できることが多く、その費用も純正品を新たに購入するのとでは比較にならないものです。もちろん車種によってはすぐに手に入らないものもありますから早めに行動を起こされることをおすすめします。理由はなんであれ自動車の鍵に不安を抱えた状態で放置した場合、いずれ必ず大事に至ることは明白です。部品交換で思いのほか安く修理できるケースも多いのですから、スマートキー・イモビライザーキーの修理をご検討の方はもちろん、何かしらの不安を感じている方はくれぐれも放置せず、車種情報などを添えてお早めに弊社までご相談ください。