アメリカで誕生したセントリーの金庫は、今や世界中で使われており高く評価されています。しかし、どんなに優れた金庫であっても長年使用しているうちに不具合が起こってくることは避けられません。ここではセントリー製金庫やセーフボックスの鍵交換に関する情報をまとめました。
アメリカで1930年に誕生した金庫・セーフティボックスのメーカー「セントリー」は、今やアメリカだけでなく世界各国で事業を展開しているグローバルカンパニーです。20年前に日本法人が設立され、2016年には米国マスターロック社を傘下に加えた「マスターロック・セントリー」と社名を変更しています。
商品は、大型金庫や様々なサイズのセーフボックス、手提げ金庫などの用意がありますが、現行モデルで採用されてる錠前は、多くがテンキー式ロックとシリンダー錠の組み合わせです。と言っても、少し前まではお馴染みのダイヤル式ロックとシリンダー錠の組み合わせでした。セントリー金庫は業務用だけでなく家庭用としても広く普及しているため、ご自宅で使用されている方もいらっしゃると思います。
セントリー金庫のトラブルで多いのは、「シリンダー錠のキーを失くしてしまった」や、「ダイヤル錠の暗証番号がわからなくなった」というものです。キーや暗証番号を管理していた祖父母や両親、会社の先代が亡くなり開かずの金庫になってしまった、というご相談が度々あります。しかしこのような場合、鍵のプロフェッショナルである弊社なら鍵開けは可能です。また、シリンダー錠やダイヤル錠を新品に交換することも可能です。
この他のトラブルとしては、「ダイヤル錠が不具合を起こし開かない」というケースがあります。セントリー製品のように頑丈な金庫やセーフボックスでさえも、長年使用しているとダイヤル錠などの機械部品が劣化してしまいます。また多くお問合せ頂くのが、暗証番号はわかるのに開錠できないというトラブルです。ダイヤルの回し方が正しくないというケースもありますが、ダイヤル錠の機構に緩みが生じ、仕組みがうまく噛み合わずに開かないというケースもあります。こういった問題は一般のお客様には分かり辛いものです。
金庫やセーフボックスのダイヤルがあまりスムーズに回らない状態で使用し続けていると、症状は少しずつ悪くなり、そう遠くないうちに壊れてしまう可能性があります。ダイヤル操作時に少しでも不具合を感じたら、完全に壊れてしまう前にダイヤル錠の交換をお勧めします。壊れてしまった金庫を鍵開けするより、費用は低く抑えられます。
セントリー金庫のシリンダー錠は、更に高い防犯性能を持ったディンプルキーシリンダーに交換することができます。費用や作業の所要時間などお気軽に弊社フリーダイヤルまでお問い合わせ下さい。お電話頂ければ作業担当者は最短20分で現場に駆けつけます。
また、テンキー式の最新の金庫でも、内部の基盤が故障すると開かなくなるという不具合があります。修理することで直るケースもありますが、再発防止のためにも基盤ごと交換することをお勧めします。セントリーの金庫やセーフボックスで、少しでも不調を感じることがあれば、どのようなことでもお気軽に弊社へご連絡ください。