マンションなどの集合ポストの鍵が壊れてしまい修理をしたいのだが...。大切な情報が郵便で届けられることが多いポストですからすぐに治したい気持ちはよく判ります。しかしちょっと待ってください、誰が費用負担するのか?許可が必要か?など、このページではマンション集合ポストの鍵修理をしたい時に予め調べておくべきポイントをまとめてあります。
一般的に集合ポストは共用部分扱いになっていることが多いはずですが、各管理組合によって扱いが異なる可能性がありますので確認が必要です。もし集合ポストが専用部分ということであれば、各々バラバラに好きなポストを付けても良いのか?という話になるため、定義としては共有部分とされることが多いのですが、現実的には排他的に専用使用できる部分ですから、管理組合ごとに解釈が異なる可能性を残します。このため管理規約でどのように決められるかによって「誰が修理を行い費用を支払うのか?」は異なってきますし、マンションで保険に加入しているケースなどもあり、修理・交換費用を組合で入っている保険でまかなえる場合もあります。このように共用部分の修理は管理組合に無許可で行った場合、後になってトラブルを引き起こす場合がありますので予め確認が必要です。まずは管理人、管理組合の理事長、管理会社に問い合わせて状況説明を行いましょう。
もしご自宅が賃貸物件の場合には、上記の確認手続きを大家さんもしくは物件の管理会社が行うことになります。このため状況説明をそれぞれに対して行い対応してもらいます。この時いきなり「壊れました」という話をされても大家さん側も面白く無いですから、誰の責任か?どちらが修理代金を支払うのか?といった話になってしまう可能性があります。このため集合ポスト鍵の具合が悪くなり始めたら、早めに大家さんや管理会社へ伝えておく事を強くお勧めします。ポスト鍵故障のチェックポイントとしては、ポストの蓋が閉まらない・スムーズに動かない、鍵がかかりにくい・開けにくい、開閉時に不自然な引っ掛かりを感じる、などが鍵故障のサインですから早めに対応しましょう。いずれにせよ集合ポストの鍵故障は即時対応してもらえることは少ないでしょうから、修理してもらえるまでの郵便物が心配になります。不在届を提出すれば郵便局は最大30日間郵便物を留め置いてくれますので、最寄りの郵便局に問い合わせて「長期不在」という形で郵便物の留置を依頼するのも一つの手です。マンション集合ポストの空回り、動作不良、鍵が刺さらない、抜けない、鍵折れなどのトラブルはプロの鍵屋にお任せください。