バンピング(バンプキー解錠)という不正開錠方法をご存知でしょうか?2007~8年頃から被害が取り上げられるようになって来た不正開錠方法で、バンプキーと呼ばれる特殊加工を施したキーを鍵穴に差し込み、少しキーを開錠方向にひねりながら木槌やドライバーの背中などで軽くキーを叩き、その振動でシリンダー内のピンが跳ねた瞬間に鍵を回して解錠するという、ピンシリンダー向けの不正開錠手法です。上手くハマればものの数秒で開錠可能なことから、未対策のピンシリンダー錠前を使用されている場合にはバンピングが大きな脅威になるため防犯対策が必須となります。バンピングによるピンシリンダー不正開錠への防犯対策は弊社にご相談ください。現状の鍵のセキュリティ性能チェックや、どのようなものに変えれば良いのか?ご自宅の玄関扉に設置可能なバンピング対策済みシリンダーはあるのか?など様々な角度から適切なアドバイスをいたしますので、経験豊かな弊社にご家庭の防犯力アップをお任せください。
このバンピングという不正開錠方法はピンシリンダーを搭載していないシリンダー錠には無力です。それではディスクシリンダーの錠前に変更すればよいかというと話はそれほど単純ではありません。なぜならディスクシリンダーはピッキングにめっぽう弱く、鍵穴をひたすら引っ掻くだけであっさりと空いてしまうものなのです。もちろんディスクシリンダーにも長所があり、構造的にそれほど精密さが求められないことから故障が起こり辛く長期間メンテナンス不要で使用できるため、累計7000万個も販売されていたというわけなのですが、そこに目をつけた窃盗犯達によって一気にピッキング被害が広がりました。このような背景からヘアピンなどでも開錠可能で高度なテクニックも必要ないディスクシリンダーから、ピッキング難易度の高いピンシリンダーに市場のニーズが変わってきたという事になります。
このような流れで登場したのがピッキング難易度の非常に高いディンプルキーです。近年では大量に流通していることから値段もこなれてきており、現状では防犯対策を考えるとき筆頭にあげられる錠前なのですが、実はディンプルキーもピンシリンダーを採用した錠前であり、対策が取られていない場合にはバンピングの餌食になってしまいます。この様な状況では自宅セキュリティをどうして良いのかわからなくなりますが、ご自宅の錠前がバンピング・ピッキング対策済みであるか?どの鍵なら大丈夫なのか?などどのような疑問にもお応えいたし、ご不安を解消いたしますので弊社までお気軽にご連絡ください。