一般的に合鍵作成には元の鍵を必要とします。また合鍵作成時によく言われるのが、「スペアキーを作成するたびに誤差が広がるため、なるべく原本からコピーしたほうが良い」というものがあります。たしかに元本からの鍵コピーが最も確実で簡単なのですが、原本がない状況でコピーの鍵まで失くした場合はどうすればよいか?という話です。実は元鍵どころか鍵なし状態でも合鍵作成は可能です。このページでは元の鍵がない場合に合鍵を作成する方法をご紹介します。
プロの鍵屋が鍵なしで合鍵を作成する場合は、主に以下の方法で合鍵を作成します。まずはファイバースコープを使った合鍵作成です。ファイバースコープはガラス繊維の特性を利用した光学器械で、鍵穴の中に差し込んで、人の目で観察できない細かい箇所まで確認することが可能です。プロの鍵屋は鍵穴を覗き込み、内部の形状から逆算して鍵穴にピッタリ合った合鍵を作成します。また鍵を分解して内部のタンブラーやピンの段差を見ながらブランクキー(スペア用の未加工キー)を削っていく方法や、鍵穴にブランクキーを挿し込み、その時キーに付いた小さな傷を見ながら、鍵穴形状に合わせて少しずつ削っていくインプレッションという方法を用いたりします。ご察しの通り誰にでもできる技ではありませんが、弊社であれば鍵なしで合鍵を作成する技術とノウハウを持った、プロの鍵職人が多数在籍しておりますのでお任せください。
イモビライザーキーの合鍵作成の場合は、元カギ無しでブランクキーを削る技術に加え、車載コンピューターのデータ書き換え作業が必要となります。イモビライザーとは自動車などに採用されている電子キーシステムで、キーに埋め込まれたチップと車載コンピューターの間で認証通信を行い、施錠状況を制御する盗難予防装置のことです。コンピューターに登録された専用キーがなければ施解錠はもちろんエンジンも作動しません。合鍵を作るには、システムと連動するチップが埋め込まれたブランクキーを、鍵穴に合わせて削りコンピュータに認識させる必要があります。弊社であれば専用装置を使用し、車載コンピューターのデータをその場で書き換えることが可能です。
このようにプロの鍵屋ならどのような状況でも合鍵を作成できますので、鍵なし状態での合鍵作成は弊社にお任せください。イモビライザーキーの合鍵作成は、問い合わせの際に車種や年式など、なるべく詳しい情報をオペレーターにお伝え頂くようお願い致します。鍵なし状態のスペアキー作成では、身分証明書や車検証などのご提示を頂くことになりますが、現場にお伺いしその場で合鍵作成を行います。外出先などでお困りの際にも、弊社フリーダイヤルまでお気軽にご連絡ください。