タキゲン製造株式会社は1000万個以上製造販売されたタキゲン200番キー(No.0200)というベストセラーを持つ、明治43年(1910年)創業の最大手産業用金物・工業用金物メーカーです。鍵付きハンドルなどの錠前関連商品以外にも丁番やステーといった金具類を多数製造し広く利用されています。タキゲンの鍵は一般的な住宅用途ではありませんが、工場・倉庫・自販機・建設機器・上下水道・道路施設・配電盤などに数多く採用されており、設置先設備に求められる堅牢な作りに定評があります。TAKIGENの鍵修理・鍵開け・交換は実績豊富な当社へご依頼ください。
基本的にタキゲンの鍵は使用目的が工業施設用途なため、住宅用と異なり防犯性の低いものが多くなっています。よく例に出るのが配電盤の扉に設置されているTAKIGENの鍵付きハンドルレバーです。これは同じ鍵で日本中の配電盤が開いてしまうとまで言われている物ですが、通常配電盤などは工場や施設内に設置されていることが多く、配電盤に近づくことが出来る人が限られている上に作業上の利便性が必要という背景があります。このように施設内の一般社員が配電盤を開けて感電事故に合うことを防止するという目的から設置されている鍵のため、電気管理者であれば皆同じ鍵を所有しているというわけです。また配電盤に付属されたスペアキーがみな同じ物であることや、通販サイトなどで数百円から購入できるために入手性も非常に高く、設置場所によってはシリンダー交換を行いセキュリティ性能のアップが必要なケースもあります。
簡易型錠前「No.0200」のリプレース用途シリンダーとして、鍵違い数1,000通りの「TAK70」シリーズ、ディンプルタイプのTAK60シリーズ、鍵違い数118,800通りでマスターキーシステムに対応した「TAK80」シリーズなどが販売されています。これらの鍵への変更を行うことで複数施設を一括管理しながらセキュリティ性能のアップが行えますので、コンピューターサーバーなどを集中管理するシステムにも最適です。TAKシリーズのシリンダーを標準装備したレバーハンドルとしては、A-1140・A-1140H・A-140・A-140H・AP-140-Si・AC-100-A・A-1140-W・A-140-W・A-1135・A-1130 ・A-130 ・A-135・A-130-S・A-133・A-231・A-51・A-33・A-45・A-100N・A-413・A-462-1などがあります。またタキゲンでは耐久性が高くハイセキュリティな南京錠も豊富にラインナップしています。南京錠に「TAKIGEN」と刻印されていますので、これらの修理・鍵開けも弊社までお気軽にお申し付けください。