スーツケースの鍵を施錠・開錠するシチュエーションは移動前後でバタバタするため、鍵をどこにしまったのか忘れた、鍵を入れたバッグや荷物をなくした、といったトラブルが頻発します。この様にスーツケースの鍵はなくしやすいため、もし鍵が見つからない時は鍵屋が素早く解決しますのでお気軽にご連絡ください!スーツケースの鍵は、一般的なダイヤル式、ギザギザ鍵以外にも、ディンプルキー、パンチキー、カードキーなどが採用されており更にTSAロックの有無があります。
ティーエスエーロックとはアメリカ国土安全保障省の運輸保安庁の認定を受けた施錠機構の総称で、TSA係官が中身を直接目視検査する時にスーツケースの鍵を破壊せずに検査するために利用されるマスターキーです。しかしながら直近で、ワシントンポスト紙が掲載したTSAロックのマスターキー写真からCADデータを起こしたものが一般に公開されてしまったため、現在は誰にでも3Dプリンターを使用してTSAロックのマスターキー複製が可能になっています。このためTSAロックが採用されたスーツケースはむしろ防犯性が低く、スーツケースベルト+南京錠、ワイヤーロックなどを使用したほうがセキュリティが強固になると行った状況になっています。またTSAロック機能のあるスーツケースには「鍵を失くしていないのにスーツケースが開けられない」という事例もありますのでご注意ください。これは鍵をかけない状態で預け入れしたのに鍵がかかって戻ってきてしまい、鍵を持って来ていないので開けられないといったパターンです。これは米国出国の際預け入れ荷物が目視検査にあたってしまい、TSA係官の目視後マスターキーでスーツケースをロックされてしまったことによります。このようなときはご自身ではどうにもなりませんので、日本にお戻りになったらすぐに鍵屋にご連絡ください。
基本的にスーツケースのギザギザ鍵やディンプルキーを失くしてしまった場合、弊社サービススタッフはピッキングによって開錠し作業自体は数分程度で完了します。その場でスペアキーを作成することも可能ですので駆けつけた担当者にご相談ください。またダイヤルキーの開錠作業は3桁の暗証番号を解読して開錠します。空港は担当者が他のお客様のご対応で近くにいる場合がありますので、ご自宅やホテルに戻られてからご依頼頂くよりも素早く対応できるケースが多くあります。スーツケースの鍵をなくした・忘れた場合は、気がついた時点でなるべく早くご連絡頂くことを強くおすすめいたします。その後のご予定なども加味したうえで作業を行う場所を決めていただくことも可能ですので、弊社サービスセンターのオペレーターにその旨をお伝えください。